🍃こころの時代の入口に立って🍃 (要約版)
「森とひとのあいだ」プロジェクト進展報告 🕊

🌿森とひとのあいだ ― 平和への新たな共創🌿(要約版)
「森とひとのあいだ」は、
森と人が再び響き合い、
一人ひとりの内なる平和から立ち上がる《真の平和》を基点に、
持続可能な未来を、自然と共に生きていく世界を共創するプロジェクトです。
この歩みは、昨年の秋、
ひとつのシンプルでありながら深い問いからはじまりました。
森の声に、本当に耳を澄ませるとはどういうことだろうか。
そして、森と共に歩むとは、どんな意味を持つのだろうか。
私たちが意識を森の奥深くへと向けていく中で再会したのが、
私たちが「森の精」と呼んでいる精霊たちでした。
それは神話的な存在ではなく、
自然界に宿る〈生きた知性〉や〈はたらき〉そのもの。
決して見知らぬものではなく、
人類がかつて確かに持ち、そして長く忘れてしまってきた叡智を、
思い出すという感覚でした。
私たちは、再びこの存在達(自然界)と結び直し、
共創の可能性を探りながら共振と対話を重ねました。
そして、新しいかたちで平和を築き直すことこそが、
今、私たちの共創が必要とされる最も大切な仕事だと確信しました。
なぜなら、人類の苦しみは、地球の苦しみそのものだから。
そして、どちらか一方だけが癒されることはないからです。
対話を通して、私たちはひとつの結論に至りました。
平和は、制度やルール、抑止力だけではつくれない。
戦争と自然破壊は、同じ根から生まれている。
それは、癒されていない人間の心です。
真の平和は、私たちの《内なる平和》からはじまるのだと私たちは思います。
それは、恐れが怒りへと変わる必要のない場所。
痛みが暴力へと姿を変えなくてよい場所。
ここからの私たちの共創活動では、
人や共同体の中に
「安全な余白(Inner Space of Safety)」を育むことに重点を置いてゆきます。
それは、恐れが敵意へと固まる前に立ち戻ることのできる内なる空間。
人の尊厳が、ありのままに認められ、
静かに「信頼」が芽吹いていく場所です。
このプロセスにおいて、自然は極めて重要な役割を果たします。
人と人との関係が行き詰まるところで、
自然は条件を持たない存在として、私たちを迎え入れてくれます。
裁くことなく痛みの根源に触れ、
私たちを本来のつながりへと還してくれる存在です。
人間と自然が再び結び直すことなしに、
深く持続的な癒しはあり得ない――
私たちはそう信じています。

私たちのアプローチは、草の根からはじまります。
内なる癒し、対話の場、非暴力の平和実践を支えながら、
そこから生まれた気づきや成果を、
より広い社会の仕組みへとつないでいくこと。
ここに至りつながったユネスコの原点、
日本の市民によるユネスコ運動に学びつつ、
市民団体や公共機関、
やがては政策の領域へと、
「生きられた平和のモデル」を提示していきたいと考えています。
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」
― ユネスコ憲章前文より
地球環境も人間社会も、
深刻な危機に直面している今、
このプロジェクトは、静かでありながら確かな応答です。
森は、私たちに語りかけています。
―まだ遅くはない。
―私たちに、できることはある。
心に根ざした平和を胸に、
そして、次の世代へと
やさしく、責任をもって手渡せる未来を願いながら、
私たちは希望とともに、この道を歩んでいきます。
